ドメイン診断の活用

ドメイン診断の結果を、設定の見直しと再確認につなげる

DNSでの所有確認から、DMARC・SPF・TLS証明書の診断、対応の相談、再診断と履歴の確認まで。Security Radar AIで公開設定を継続して見直す手順を紹介します。

更新:発行:NEW METHOD LLC

ドメインの診断で課題が見つかっても、設定を変える担当者や確認方法が決まっていなければ、対応が止まってしまいます。診断の対象と範囲を確かめ、結果の理由を読み、変更後の確認までつなげましょう。このガイドは運用を整理するための案内で、特定のDNS設定値や変更手順を指示するものではありません。

自社のドメインと、DNSの管理担当を確認する

診断したい会社のドメインを選び、DNSの設定を管理する担当者や保守会社を確認します。メールを送るサービスとWebサイトの運営先が別の場合もあるため、変更を相談する窓口を整理しておきます。

Security Radar AIでは、ドメインを登録してDNS TXTによる所有確認を行います。確認用の値は自分の画面に表示されたものを使い、既存のDNSレコードへの影響は管理担当と確認します。所有確認が済んだ対象で診断を進めます。

診断する範囲と、結果の理由を読む

診断結果は点数だけで判断せず、課題の重要度、理由、推奨対応、確認方法を読みます。Security Radar AIのドメイン診断は、公開DNSのDMARC・SPFと、取得したTLS証明書の状態を確認するものです。

この診断だけで端末やWebアプリ全体の安全性がわかるわけではありません。次の表で対象を整理し、自社チェックや台帳など、別の方法で確認する項目も決めます。

ドメイン診断で確認する公開設定の範囲
対象主な確認項目対応前に整理すること
DMARCレコードの有無・重複・基本構文・ポリシー・適用割合利用しているメール送信サービスと管理担当
SPFレコードの有無・重複・明らかな構文異常・allポリシー自社で利用する送信元と、設定変更の影響範囲
TLS証明書有効期限・ホスト名・信頼チェーン証明書の管理先、更新方法、変更後の確認担当

対応を相談し、設定変更後に再診断する

課題が見つかったら、診断の対象、確認した日時、理由、推奨対応を管理担当へ共有します。変更する内容と影響範囲、実施担当、変更後に確認することを決めてから実作業へ進みます。Security Radar AIが設定を自動変更することはありません。

対応後は再診断し、変更した項目がどう確認できたかを履歴へ残します。今回の取得に失敗した項目は未確認として扱い、課題が消えたと判断しません。以前の診断と今回の確認結果を分けて読みます。

対象ドメイン:
診断した日時・課題:
管理担当へ確認すること:
変更する内容と影響範囲:
実施担当・期限:
再診断した日時と結果:
未確認の項目・次の対応:

定期診断と通知を、確認する担当につなぐ

一度の診断後も、メールサービスやDNS設定、証明書の状態は変わります。日次・週次の定期診断を利用する場合は、アプリ内通知を確認する担当と、対応が必要な変化を誰へ伝えるかを決めます。メール通知の利用には管理者の設定が必要です。

通知には新しい課題や改善だけでなく、証明書・所有確認の期限、診断の継続失敗や復旧も含まれます。通知を読んだことと実際に対応が終わったことを分け、必要な作業を担当者と期限のある記録へつなげましょう。

  • 自社のドメインとDNSの管理担当を確認したか
  • 点数に加えて、理由・対象範囲・推奨対応を読んだか
  • 設定変更の影響と、変更後の確認担当を決めたか
  • 取得失敗を改善済みと混同せず、再確認を予定したか

参照資料

Security Radar AI — 公開設定の診断と確認範囲
2026年10月22日に診断対象と公開機能を確認しました。設定変更は、自社の管理担当が利用環境と影響を確認して行います。

Security Radar AI — 定期診断と通知
定期診断の周期、アプリ内通知、メール通知の利用条件を確認できます。

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Security Radar AIの使い方・活用ガイド

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